先日、NHKの「昔話法廷」をご紹介しました。またまた、NHKの番組を紹介です。「昔話法廷」はホームページでいつでも視聴することができるのですが、今回ご紹介する「ねほりんぱほりん」はオンデマンドというのを利用しないと過去のものを見ることができないので、ご紹介しませんでした。ところが、今日(2021.10.8)から「シーズン6」が始まるそうなので、ご紹介します。
この番組は司会進行の2人がモグラの人形で、ゲストは顔出しNGでブタの人形、ディレクターはカエルさんで進められます。ゲストにいろいろと話してもらうトーク番組なのですが、ゲストがすごいです。ビックリです。
例えば、「わが子を虐待した人」「児童相談所職員」「元ヤミ金」「戸籍のない人」「LGBTカップル」「”LGBT”カップルの子ども」「養子」「元詐欺師」(エピソード – ねほりんぱほりん – NHK ねほりんぱほりん – Wikipedia)等々です。ホストクラブにはまっている人もありました。はんぱじゃない経験の人が出てきて、その世界を赤裸々に語ってくれます。それがブタさんなので、うまくオブラートに包まれます。声はご本人の声を変声機をつかっているので変わっています。この、ブタさんが上手で、人形なのに迫ってくるものがあります。
進行のモグラの二人は率直な突っ込みをいれるので、さまざまな状況がわかります。このような表立てない問題を取り上げるのに、人形劇を使うとは・・・NHKやるなぁ、と思いました。各シーズン12回以上があり、60以上の、あまり表では話せない話題をとりあげています。中には「占い師」や「宝くじ1億円当選者」「羽生結弦で人生が変わった人」なんていうのもあります。しかし、犯罪に関係した人々も登場します。その赤裸々なおはなしが、感慨深いです。
今日から始まる「シーズン6」は毎週金曜日午後10時より10時半、Eテレです。第1回目の今日は「女子刑務所にいた人 前編」で、来週10月15日(金)は「女子刑務所にいた人 後編」です。毎回、いろんな人がゲストでお話をしてくださいます。NHKのホームページでは今シーズンは、まだ2回分しか内容が案内されていませんが、私は期待しています。なお、私は決してNHKの関係者ではありません。日曜午後のフジテレビのドキュメンタリーも見ます。(小林)