SCA

 3月12日に東京社会福祉士会・司法福祉委員会が公開講座を行いました。本ホームページでもご案内をしていました。テーマを「Change Now! 性依存ー変えられるものは変えていく」として、性犯罪と性依存を取り上げました。

 講師は医療と司法の講義と当事者グループの模擬ミーティングでした。東京社会福祉士会・司法福祉委員会の公開講座では、当事者の講義をお願いしています。今回は性依存がテーマでしたのでお願いできる方がいるかと不安でした。幸い、SCA熊本グループの皆さんがお引き受けくださいました。チェアマンのKENさんが広く知って欲しい、悩んでいる人はグループに繋がって回復の道についてほしいとの思いからです。被害者・加害者を作らないという思い、熱く語ってくださいました。

 SCAとはセクシャル・コンパルシブス・アノニマスの略で、性的強迫症からの回復を望む人々ならだれでも参加できる、12のステップに取り組むあらゆる性的指向の人の共同体です。SCA-JAPAN

 模擬ミーティングには3人の方がご参加くださり、ご自身の体験をお話しくださいました。やはり当事者の方のお話は迫力があります。一人ひとり、経験は違っていますが、治りたいとのおもいで自分を受け入れてミーティングで自分を話す。依存症全体がそうですが、大変な病気です。

 ダルクやマックが始まり、当事者のグループミーティングが知られるようになってきましたが、性依存のグループは、どうもあるようだがわからないと話していたことがあります。しかし、昨今はオープンミーティングまで行うグループがあります。検索すると様々な活動が出てきます。ぜひご参考にしてください。

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